ビルドから動作確認
CH32V203でマウスとキーボードをシミュレートするプログラムがあったので書き込んでみました。
ch32v20x/EVT/EXAM/USB/USBD/CompositeKM at main · openwch/ch32v20x · GitHub
このページのプロジェクトをMounRiver Studioでビルドします。
それをCH32V203が載ってるCH32V203C8T6-EVT-R0のボードに書き込みました。
type-Aオス~type-Aオスケーブルという変なケーブルをたまたま持ってたので
それを以下の写真のコネクタに繋げてPCに接続しました。
(書き込みと動作確認をこれでしました。)
すると以下のような表のような動作をしました。
GNDに接続するピン | 機能 |
PA4 | マウス右 |
PA5 | マウス左 |
PA6 | マウス下 |
PA7 | マウス上 |
PB12 | キーボードw |
PB13 | キーボードa |
PB14 | キーボードs |
PB15 | キーボードd |
PB13の機能をキーボードのpに変えてみる
試しにPB13の機能をキーボードのpに変えてみることにしました。
usbd_composite_km.hの31行目あたりに以下の文を追加します。
#define DEF_KEY_CHAR_P 0x13
usbd_composite_km.c のDEF_KEY_CHAR_AをDEF_KEY_CHAR_Pに置き換えました。
(188行目、373行目、419行目)
ビルドして書き込むとPB13の機能がキーボードpになりました。
キーボードpが0x13だというのはUSB HID KeyboardのUsage IDで調べました。